2019年2月にスターバックコーヒーが8年間の沈黙を破り、定番メニューを10円から30円の値上げを決めた。

値上げの理由については、珈琲豆などの原材料の高騰や人件費の増加、労働環境向上のためなどと発表している。

今の時代、コンビニで安く美味しい珈琲が買えるようになり、今まであまり飲まなかった世代でも珈琲を飲むようになり、珈琲市場は拡大を続けている。

そんな中、苦戦を強いられているのが、老舗喫茶店だ。

1981年には、全国に15万5000件近くあった喫茶店の数が、今では約6万5000件ほどと半分以下になってしまっている。

・日本国内の珈琲消費量の変動

日本国内の珈琲消費量は年々増加している。チェーン店の急増や、コンビニ珈琲の普及により、平成の30年だけで約1.5倍の47万トンまで増加したのだ。

でも、47万トンってどれっくらい?

とピンとこないと思うので、日本人が一体何杯の珈琲を飲むのかというと、

1週間に約11杯。1日にすると約1.6杯の珈琲を飲んでいることになります。

ちなみに、日本で一番珈琲の消費が多い県をご存じでしょうか。

なんと、京都だそうです。和のイメージが強く、飲み物は抹茶。と思っておりましたが、京都の朝食はパンと珈琲が一般的だそうです。

あと、外国人旅行者が多いのも消費量を押し上げているのかも知れません。