2018年8月10日金曜日。
この日を忘れられない投資家は多いのではないだろうか。
トルコ円は20円から一時15円台まで下落をしている。
この下落の大きな要因として、
1.アルバイラク(財務大臣)の経済政策、無策。
やはりこの男はコネだけであったみたいで、無能にもほどがあります。
もともと、エルドアン大統領の婿というだけで、財務大臣になった男にさほど期待はしていなかったが、
ここまで何も発表しないとは。
アルバイラクもそうだが、義理の父親であるエルドアン大統領もアルバイラク大臣の演説前に、
いきなり詩を読むとか、常軌を逸している。
トルコはどこに向かおうとしているのか。
2.欧州経済危機懸念
欧州中央銀行ECBがトルコの銀行懸念によってヨーロッパの銀行も大打撃を受ける可能性がある。
と報告があるようです。
まぁ要するに、トルコの銀行がヤバいと欧州の経済にも大きな影響が出てしまう。
とのことになります。
因みに、トルコ銀行の崩壊が懸念される数字は、ドルトルコで7となっています。
ホント、あと少しの上昇で、トルコの銀行も崩壊しかねません。
2.アメリカとの関係悪化
これはもう何も言いません。
ただ一言、エルドアン大統領より、圧倒的にトランプ大統領の方が何枚も上手でしたね。
得意のツイッター攻撃でトルコに最悪大打撃を与えるあたりは、圧巻の一言です。
そのタイミングも、アルバイラクの演説の途中に行うとか。
はたまた、今週のトルコはどうなるのだろうか。
懸念だけが大きく、あがる材料が全くないとしか言いようがないのだが。
いまさらになってしまうのかもしれないが、トルコが上がるためには、緊急利上げを行うしかないと思うのだが。
たのむから、トルコの中央銀行よ。
正常な決断をおこなってくれ。