とうとうトルコ大統領選挙までとうとう1週間になってしまいました。
先週は、アメリカの利上げ、鉄鋼業生産の低下、そしてECB量的緩和終了と
トルコリラにとって悪材料となることが多く、
金曜の終値で23.30台と、せっかくの利上げ効果が打消されてしまいました。
(むしろ利上げ前よりも下落)
そんな中で、選挙weekに突入。
トルコ大統領選への警戒の動きが中心となりそうですね。
それでなくても、選挙に関する情報がいろんなところか出ていて、どちらに転ぶのか
予想しずらい状況となりそうです。
おそらく市場の方は選挙前にポジション整理が行われ、23円は確実に切ってくる
のではないかと思われます。
大統領発言などにより、予期動きになるかもしれませんので、
日々警戒を強めていった方がいいかもしれません。
最悪状況によっては、選挙前に22円を割込むことも考えられますので、
より一層、警戒を強めましょう。
今週の指標等発表日程
6月18日(月)
16:00 トルコ3月失業率
17:00 イタリア4月貿易収支
6月19日(火)
17:00 ユーロ圏4月経常収支
17:00 ドラギECB総裁 講演
20:30 トルコ4月住宅価格指数
6月20日(水)
8:50 日銀金融政策決定会合
16:00 トルコ5月住宅販売
21:30 アメリカ1-3月期経常収支
23:00 アメリカ5月中古住宅販売件数
6月21日(木)
16:00 トルコ6月消費者信頼感
17:00 南アフリカ1-3月期経常収支
21:30 アメリカ新規失業保険申請件数
23:00 アメリカ5月景気先行指数
6月22日(金)
8:30 日本5月消費者物価指数
17:00 ユーロ圏6月製造業/非製造業PMI/総合PMI
22:45 アメリカ6月製造業/非製造業PMI/総合PMI
6月23日(土)
6月24日(日)
トルコ大統領選挙、総選挙
こんな日程になってます。
24日は、震えながら結果を待つことになりそうですね。
下落の一途をたどるトルコリラですが、
世界一といってもいいほどの高金利通貨に間違いはないでしょう。
なんとか、今週、来週と無事乗り切ってもらいたいものです。